研修・大学院

大学院希望の方へ

先端画像診断からIVR治療、放射線治療まで幅広い範囲で研究活動を展開中。

-主なテーマとその内容-
1,画像診断部門:先端テクノロジーと画像解析ソフトを用いCTやMRI画像から生体の機能解析、および様々な病態を解析する方向と、一方では先端テクノロジーの現代医療への貢献を医療経済学的に検証する事を大きなテーマとして取り組んでいる。
具体的にはCTによる各種肺疾患、とくにCOPDを中心とした気道性病変の定量的評価、肺血流解析。これらのCOPDの画像解析は現在ハーバード大学との共同研究として進行している。

肺癌・乳癌を中心に化学療法に対する治療効果判定のため、分子イメージングにも取り組んでいる。
その他循環器領域では動脈硬化によるプラークを画像的に解析しその心血管イベントのリスク予測。MRIによる心筋の動き解析から心機能評価はジョンズ ホプキンス大学と共同研究中。
骨軟部領域ではマイクロイメージングによる靱帯、関節軟骨の最新画像診断の開発。
乳腺領域ではMRIガイド下乳腺生検の精度向上、MRIによる乳がん検診の費用対効果分析。
腹部領域では仮想内視鏡による消化管画像診断。救急領域では救命救急画像診断の最適化。

その他、顔面加齢の解析。

2,IVR部門:すでに確立されたIVR手技の習得はもちろんのこと、学内知財センターと連携し、自ら考案した新治療法やIVR器具の特許出願から臨床応用までの一連の臨床研究に力を入れている。また当施設では、IVR手技の患者QOLへの貢献度、医療経済的側面からの分析をいち早く取り入れ、今後のIVRの発展普及に繋がる意義ある研究をメインテーマとしている。
具体的に日々のIVR手技としては、種々の画像機器を応用した経皮的穿刺技術、骨粗鬆症性圧迫骨折に対する骨セメント治療、進行癌の緩和医療としてのIVR治療、新規塞栓物質による動脈瘤などの血管病変の治療、止血術、抗がん剤動注塞栓療法によるがん治療など多岐に及んでおり、動物実験や屍体実験を含めた基礎および臨床研究を行っている。

3,放射線治療部門:画像誘導による高精度放射線治療の研究、動注を含む化学療法の併用による新たな集学的治療の開発、など豊富な症例を基にした臨床研究を中心としている。


教授を中心とした定期的なリサーチカンファランスによる各研究の進行状況のモニタリング、リサーチ推進チームによる研究への介入、教室内の物理系教員による統計学の指導、native speakerによる英語プレゼンテーション、英文指導などシステムとして研究を援助する仕組みが確立している。大学院生には最低3ヶ月の研究専念期間を提供し国内外への留学も斡旋している。