Marianna Today

このたび第13回日本リハビリテーション栄養学会学術集会おいて西部病院 リハビリテーション部 主任 最上谷 拓麿 が優秀演題を受賞いたしました。

➤演題名　急性期脳卒中患者のおける口腔機能障害が退院時ADLおよび自宅退院に及ぼす影響 -傾向スコアマッチングを用いた解析-

本人コメント

今回の研究では、急性期脳卒中患者の口腔機能障害が退院時ADLに負の影響を与える結果を示しました。口腔ケアというと肺炎予防のイメージが強いですが、将来の ADLにも関わっていることをわかりやすい解析結果で示すことにより、看護師が日頃から尽力している口腔ケアの臨床的意義を高めたいと思いこの研究を行いました。エビデンスの蓄積によりリハビリテーション・栄養・口腔の三位一体のケアが求められ、診療報酬も変わろうとしている今、セラピストが職種の壁を超えて栄養や口腔にアプローチする時代を迎えています。これからも各専門職に知識と技術を教えてもらいながら、包括的な臨床・研究を進めていきたいと思います。